姉である故 井上わこは、「目が見えないことは不自由でも、不幸せではない」と言い続け、毎年「盲導犬」を贈り、ちょうど23頭目を贈り終えた2011年の3月に永眠致しました。
 死んで残るものがあるとしたら、それは人に与える感動、感激、感謝、生き様でしょうか。

 その後も遺志を受け継ぎ、盲導犬贈呈活動を継続し、おかげさまで今年30頭目を無事贈ることができました。
 これも一重にご支援頂きました皆様方のお心の賜と、心よりお礼申し上げます。

 今後は私たちスタッフの高齢化もあり、盲導犬贈呈活動はいったん終了とさせていただきますが、募金等による盲導犬育成活動の支援は継続して行っていきたいと考えております。
 皆様方のさらなるご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

盲導犬プロジェクト 代表 赤崎 帯子